税を扱う仕事のため景気に左右されることが少なく、将来的に独立開業できる税理士は人気が高い職業です。
税理士になるためには会計学に属する科目の2科目(必須)と税法に属する科目のうち3科目(選択必須・選択)の合計5科目に合格する必要があります。
一度にすべて合格しなければいけないわけではなく、1科目ずつ受験できることから働きながら取得しやすいと言われています。
しかし、独学で5科目もの広い範囲を学習することは難しく、予備校や通信講座を利用した方が合格まで早くたどり着けることも事実です。
この記事では、働きながら学習するのにおすすめな通信講座、クレアールについて口コミ・評判をまとめ、実態を調査しました。
どの予備校・通信講座を利用するか悩んでいる方、クレアールについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
クレアールの口コミ・評判はどんなものがある?
クレアールの良い口コミ・評判に関しては以下のようなものが多く見られました。
クレアールを選んだ理由は、「非常識合格法」に惹かれたからです。
クレアールは単に3科目教えるのではなく、3科目同時合格に向け、簿財の勉強バランス、そして第3科目目の消費税の勉強への力の入れ具合など絶妙に考えられていました。このような戦略があるのは他校にはない魅力であり、効率的に合格を目指せると感じクレアールに決めました。
(30代男性 T.Sさん)
クレアールの学習方法はかなり効率化されています。
簿財同時学習により学習時間を大幅に短縮できたこと、1回の講義が1時間前後にまとまっていることは、時間のない社会人にとってメリットだと思います。
(20代男性 N.Mさん)
大手予備校の通信教育はどこも料金が高くて、クレアールは比較的安く、合格お祝い金があるのがとても魅力的でした。
WEB講座でしたので自宅はもちろんですが、仕事のお昼休みも講義をみて勉強することができました。
倍速機能はかなり使わせていただきました。
(30代女性 M.Sさん)
逆に悪い口コミ・評判は以下のようなものがありました。
日常生活で簿記に関りがない私にとっては、正直もう少し丁寧に記述・説明してほしいと思ってしまう。
仕事で経理をしている人や会計事務所勤務の人、大学で経済・経営を学んだ人なら違和感ないのでしょう。
(30代女性 R.Iさん)
3科目受講しましたが、クレアールのテキストを全部理解していれば、試験範囲は十分カバーできます。
なぜ他校に比べてテキストが薄いかというと、説明がとても簡単にだからです。
テキスト・講義を極力少なくして、答練で鍛える考え方です。
(30代男性 S.Kさん)
口コミ・評判から分かるクレアールで税理士講座を受けるメリットとは?
実際の口コミを集めていく中で、クレアールで税理士講座を受けるメリットは以下の3つに絞られてくると思います。
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それぞれについて詳しく説明していきます。
非常識合格法で学習時間を短縮できる
「非常識合格法」とはクレアール独自の学習方法のことです。
クレアールでは過去試験を徹底解析し、合格に必要な学習範囲を絞り込んでいます。
この絞り込みによってテキストを薄くし、従来の学習法よりも時間・労力を効率化させているのです。
テキストで重点事項のみ学ぶことで学習時間を短縮した分、演習問題を多くこなすことができます。
演習問題・過去問を多くこなすことで応用力が身に付き、実際の試験への対応力が付きます。
また、テキスト・演習問題の反復を多く繰り返すことになるので、確実に合格基準範囲内の点数を取れるようになるのです。
クレアールのテキストは冊子形式のものと、PDFデータのものがあります。
普段は冊子を利用、電車など移動時間や隙間時間にはスマホからPDFを利用するなど、ちょっとの隙間時間も勉強できるようにされています。
PDFデータでは簡易検索機能を利用できるので、キーワード検索や重点の確認が非常にしやすく、かなり時間を有効活用することができます。
講義は論点ごとにまとめらており、1単元の時間が短めに設定されていることから合間時間に講義を受けることができました。
講義総数もあまり多くないため、内容をしっかりとらえることができたと思います。
アウトプットに時間を多く使えたのが良かったです。
(30代男性 T.Hさん)
「簿財アドバンス」で「簿記論」「財務諸表論」の同時合格を目指せる
クレアールでは税理士試験で必須科目である「簿記論」と「財務諸表論」を同時に学習することを推奨しています。
これが「簿財アドバンス」です。
「簿記論」と「財務諸表論」には共通項目があります。
この部分を同時に学習することで、理解がしやすく、学習時間も短縮することができます。
「簿記論」と「財務諸表論」を同時学習する制度は他校でもありますが、クレアールでは「簿記論」と「財務諸表論」の講義・教材は同一の講師が実施・作成しています。
そのため「講師によって違うことを言っている」ような矛盾が起きず、より理解しやすい内容になっています。
簿記論と財務諸表論を同じ先生が担当しているのはかなり学習時間を短縮できたと思います。
先生の会計士時代の話や、実務に使える話を交えながらの説明は聞いていて楽しかったです。
(20代男性 K.Wさん)
授業料が安い
クレアールは他の大手予備校に比べ低価格で講義を受けることができます。
以下の表は「簿記論」と「財務諸表論」を同時に受講できるプランについて、大手予備校とクレアールを比較したものです。
クレアール | 簿財アドバンスレギュラー講座 | 230,000円 |
9月割引価格 | 154,100円 | |
大原 | 2021年受験対策 9月開講 簿記・財表初学者一発合格パック | 383,000円 |
TAC | 2021年合格目標 1年簿財パック | 383,000円 |
大原・TACともに40万円近くかかってしまうのですが、クレアールでは23万円と、かなり費用を抑えることができます。
さらにクレアールでは各種割引制度が充実しているのも特徴です。
まず表にも記載したように、月ごとに割引が発生する〇月割引というものがあります。
この割引は誰でも利用できるので、クレアールを初めて利用する方でも安く済ませられることができます。
次に条件付きの割引ですが、これがかなり多くの種類が用意されています。
会計・簿記に関する資格を有する方、クレアールの他講座を受講した経験がある方、他校の税理士講座からクレアールに移籍する方、過去クレアールで受講して再チャレンジする方、などに割引が適用されるので、ご自身が当てはまるか一度ホームページでチェックなさると良いです。
また、割引のほかに合格お祝い金制度、合格全額返金制度、受講延長制度などサポートが充実しているので、合格までのモチベーションが上がるほか、万が一に備えての保険を掛けることが可能です。
大手予備校は簿記論だけで20万円前後だったが、クレアールの簿財アドバンスは15万円弱だったのが決めて。
他にも合格お祝い金など、合格に関してモチベーションが上がった。
(30代男性 S.Sさん)
口コミ・評判から分かるクレアールで税理士講座を受けるデメリットとは?
クレアールで税理士講座を受けるデメリットには次の2点があります。
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それぞれについて詳しく説明します。
すべての範囲を網羅することができない
「非常識合格法」のメリットは説明しましたが、デメリットがあるのも事実です。
クレアールの学習法は合格可能範囲の点数を取ることを目的としています。
安定して6割を正解する学習法では、残りの4割は取得できないのです。
効率よく合格したい方にとってはぴったりの学習法なのですが、出題される可能性がある範囲をすべて学習したい方や、できるだけ満点に近い点数を獲得したい方にとってはおすすめできない学習方法です。
開講科目は5科目のみ
クレアールでは「簿記論」「財務諸表論」「法人税法」「相続税法」「消費税法」の5科目しか開講されていません。
必須科目の「簿記論」「財務諸表論」はもちろんですが、選択科目に関しては「法人税法」「相続税法」「消費税法」しか選ぶことができません。
以下は令和元年度の税理士試験結果です。
ー 引用:令和元年度(第69回)税理士試験結果
「所得税法」「法人税法」はどちらかを必ず選択しなくてはいけない選択必須科目です。
表から分かるように「所得税法」と「法人税法」では、クレアールで開講されている「法人税法」を選択する方が多いです。
また、他選択科目についてもクレアールで開講されている「相続税法」と「消費税法」は他の科目よりも受験者数が多くなっています。
このようにクレアールでは5科目しか開講していませんが、選択科目の中でも人気の高い科目に絞ることで狭く深い講義を可能にしているのです。
しかし、どうしても他の科目で受験したいという方にはクレアールをおすすめすることはできません。
とりあえず簿財アドバンスだけ受講しましたが、なかなかいいです。
選択科目はこれから決めますが、クレアールを利用するかはまだ考え中です。
(20代男性 K.Kさん)
クレアールなら効率的に学習することが可能!
クレアールでは他講座でも「非常識合格法」の実績を出しています。
税理士講座では従来の「非常識合格法」と「簿財アドバンス」を組み合わせることによってさらに効率的に学習することが可能です。
1年に1科目ずつ学習するのでは、税理士になるために単純計算で5年かかってしまいます。
もちろん働きながら勉強をしなくてはいけない環境ならば、5年以上かかってしまう可能性もあります。
なるべく短い期間で結果を残したい方、費用を安く済ませたい方、不測の事態に備えて保険を掛けたい方は、クレアールの税理士講座を利用することをおすすめします。